"知らなきゃ損" ブログ
2026年11月
2026.11.05
住民票を移したら登記も完了?勘違いしやすい手続きの落とし穴
知らなきゃ損 No71
〜とある井戸端会議32〜
住民票を移したら、それで終わりやと思ってた!
ある日の午後、いつもの喫茶店。
コーヒーをひと口飲んだ優子さんが、話し始めました。
*
優子
「この前な、友達が娘さんの家の近くに引っ越してん」
潤子
「へえ、ええやん。近くにおったら安心やね」
優子
「そうそう。でも手続きが多くて、もうクタクタやって。
住民票も移したし、やっと終わったわあって言うてた」
*
恵
「前に住んでた家は、どうしたん?」
優子
「まだ持ってるよ。売るか貸すか、これから考えるんやって」
恵
「ほんなら、家の登記簿の住所も見といた方がええね」
*
潤子
「えっ、住民票を移したら、そっちも変わるんちゃうの?」
恵
「それが、住民票だけでは変わらへんのよ」
優子
「うそ! うちも前の住所のままかもしれんわ」
恵
「しかも今年、2026年4月から、不動産を持っている人は、
住所や名前が変わったら、原則2年以内に変更登記せなあかんことになったんよ」
*
潤子
「ちょっと待って。ずっと前に引っ越した人も?」
恵
「そう。そのままにしてる人も対象やねん。
今年4月より前の変更なら、2028年3月末までに対応が必要なんよ」
*
優子
「ええっ、また手続き? もうちょっと楽にならへんの?」
恵
「そこで『スマート変更登記』っていう仕組みがあるねん」
潤子
「スマート? スマホでちゃちゃっとできるん?」
恵
「名前を聞くと、そんな感じするよね。
法務局に生年月日とかの情報を、先に申し出ておくんよ。この申出は無料」
*
優子
「ふんふん。それで?」
恵
「法務局が住民票の情報を確認して、『住所が変わってますね。
登記も変えてええですか?』って本人に確認してくれるねん。
そこで了解したら、法務局が変更登記をしてくれる仕組みよ」
潤子
「へえ、それは助かるやん」
*
恵
「ただ、何もせんでも勝手に変わるわけちゃうからね。先に申出をして、意思確認が届いたら返事も必要なんよ」
優子
「届いたお知らせ、よう見んと置いといたらあかんね」
*
潤子
「ほな、申し出たらすぐ変わるん?」
恵
「すぐではないねん。実施する時期があるから、家を売るとかで急ぐんやったら、別に変更登記を申請せなあかんよ」
優子
「友達に言うとくわ。……その前に、うちも確認せな!」
潤子
「ほんまやね。人の話やと思って聞いてたわ」
*
住民票は移した。
銀行にも郵便局にも連絡した。
でも、家や土地の登記は?
昔の住所のままになっていませんか?
*
まずは、自分の登記簿を
ちょっと確認してみましょう。
便利な仕組みも
知らなければ使えません
*
将来の自分や家族が困らないために
今できることから、一つずつね
*
分からないことは聞いてくださいね。
#お問い合わせ
- 1 / 1

