"知らなきゃ損" ブログ
2026.09.17
母が元気なうちに伝えたかった言葉を今伝える理由――後悔を減らすために
知らなきゃ損 No68
〜とある井戸端会議29〜
〜母が元気なうちに、話しておけばよかった〜
*
ある日の午後、いつもの喫茶店
優子さん:
「この前のお茶会でね、60代のご夫婦とご兄弟から、お母さんの認知症について話を聞いたの」
潤子さん:
「お母さん、今はどんな様子なの?」
優子さん:
「認知症が進んでいるそうよ。それでみんな『元気なうちに、
もっといろいろ聞いておけばよかった』って後悔していたの」
*
潤子さん:
「でも、親に財産や介護の話をするのって難しいわよね。
まだ元気なのに、縁起でもないって思われそうで……」
恵さん:
「そうよね。でも、認知症で判断することが難しくなると、
本人がどうしたかったのか確認できなくなることがあるのよ」
*
優子さん:
「通帳や保険がどこにあるのか、介護が必要になったらどう暮らしたいのか。
そういうことも聞けなかったそうよ」
*
潤子さん:
「元気なうちは、“まだ先でいい”って思ってしまうものね」
恵さん:
「だから、いきなり相続の難しい話をしなくてもいいの。
まずはお茶を飲みながら、『これからどんな暮らしをしたい?』と聞くことから始めればいいのよ」
*
優子さん:
「お金の準備だけじゃなくて、本人の思いを聞いておくことが大切なのね」
恵さん:
「そう。元気な今だからこそ、話せることがあるのよ」
*
潤子さん:
「私も今度、母と話してみようかな。後悔してからでは遅いものね」
優子さん:
「“まだ大丈夫”じゃなくて、“今ならできる”ね」
*
〜知らなきゃ損 ワンポイント〜
認知症への備えは、本人が元気で判断できるうちに始めることが大切です。
- 財産や契約を一覧にする
- 介護・住まい・医療の希望を聞く
- 大切な書類の保管場所を共有する
- 必要に応じて専門家へ早めに相談する
「まだ元気だから」ではなく、「元気な今だから」話しておきましょう。

