"知らなきゃ損" ブログ
2025.07.22
もしもの時、どうしたいの?
知らなきゃ損 No26
「もしも時」どうしたいの?
今日は、少し大切な話をします
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それは
「ACP(エーシーピー)」と呼ばれるものについて
難しそうな名前ですね
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簡単に言うと、
『もしもの時、自分がどうしたいかを
家族や大切な人と話し合っておくこと」です
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え?“もしもの時”って、どんな時?
たとえば意識を失い倒れて病院に運ばれたとき
「自分では何も決められない」状態になったら・・・
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あなたの代わりに、
誰かが「治療を続けるかどうか」
「どんなケアを受けたいか」など
大事な決断をしなければいけません。
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そんなとき
あなたの気持ちや希望がわかっていれば
ご家族も安心して決断できます
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こんな話
今からするなんて縁起でもない
そう思う方もいるかもしれません
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でも
「元気なうちに話しておく」ことが
自分らしく生ききるための第一歩です
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私たちは、普段
「今日の夕飯はどうする?」って気軽に話せるのに
「もしものとき、延命治療は受けたい?」
「最期はどこで過ごしたい?」って
こんな大事なことは
なかなか話す機会がないんですよね
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ACP(人生会議)は特別なものじゃないんです
“会議”といっても
お茶を飲みながら家族と話すだけでいいんです
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・自分がどんな医療を受けたいか
・苦しい治療はしたくない・・・
こんな小さな思いでも
大切な“あなたの気持ち”です。
話すことで、家族も救われるんです
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私の母は、最期は施設で過ごしました
認知症もあり
延命治療をするかどうか
私が決めることになって 本当に辛かったです
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大切な人の気持ちが分からないまま
何かを決めるのはとても重いことなんです
だからこそ
「自分はこうしたい」と伝えることは大切な人への“思いやり”になるんです
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そして伝えるだけでなく
記録することが大切です
繋ぐノートに本人や家族が書き込むのです
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その時は明日かもしれないし
10年後かもしれません
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時間が経過し 忘れかけていても
繋ぐノートを見れば
「あーそー言えば
10年前に「親父はこうしたい」と言ってたよねー」と
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その時、
辛い決断をする家族は救われるんですね
人生の最期はいつ訪れるかは分かりませんが
自分らしく、心置きなく
生ききることが大切です
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分からないことは
聞いてくださいね