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2024.05.21
名義預金って
純愛 の花言葉 コウチョウゲ(紅丁花)
なぜか別名は ハクチョウゲ
よく分かりませんね
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この花
あまり知られていません
私も知りませんでした
これから有名になるかもね
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知らなきゃ損
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名義預金って聞いたことあるでしょうか
簡単に言うと
口座の名義人以外の方が
実質的なお金の持ち主である預金です
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身近でよくありますよね
親が子どもの小さい頃
子ども名義で郵便局の通帳を作って
お年玉を入れて管理
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無駄遣いをしないようにしていました
私も小さい頃は
親が私名義の通帳を作っていました
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そして私が大人になった時
お金が必要になった時
そっと通帳と印鑑を差し出されたことが・・・。
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しかしこれを悪用して
相続税対策としてやってしまうと
話はややこしくなります
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たとえば
祖父が孫名義の銀行口座に
お金を積み立てた場合です
年間110万円以内の贈与であれば
贈与税はかかりません
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しかし税務署が贈与とみなさず
名義預金として課税する場合があります
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相続税の税務調査で一番多いのが
名義預金といわれます
それはなぜでしょうか
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たとえば
被相続人である祖父が
かわいい孫の誕生を機に
孫名義の預金口座に
毎月9万円を積み立てて年間108万円を贈与しようとします
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これは年間110万円以内ですから贈与税はかかりません
非課税です
これを暦年贈与と言います
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これを仮に10年続ければ
1,000万円以上祖父の財産を減らすことができ
相続税の節税になります
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孫が5人いれば、5,000万円の財産を移すことができます
凄いですね
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しかし
税務署も黙っていません
通帳と印鑑を孫が小さいからと
祖父が管理していたら
間違いなく名義預金とみなされます
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ということは
こつこつ毎年積み立てたことが無駄になります
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とすれば
そうならないためには
毎年 贈与契約書を交わしたり
毎年111万円贈与したことにして
贈与税を毎年払ったり・・・。
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最近は子どもの頃からの
金銭教育の必要性が浸透してきました
子ども自身でお金の管理ができることが
大切でしょうね
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これは
金融リテラシーとも言います
分からないことは聞いてくださいね