"知らなきゃ損" ブログ
2025.10.05
未来の自分を助ける準備って
知らなきゃ損 No 35
未来の自分を助ける準備って なんでしょうか
私はこれまで多くのご家族の
「相続」や「お金の整理」に関わってきました
その中でいつも感じるのは
認知症になってからでは遅い」という現実
*
私自身、65歳を過ぎてから、
少しずつ“変化”を感じるようになりました
「ほら、あの人…あの…えっと、名前が出てこない」
「これをやろう!」と思って立ち上がったのに
何をしようとしたか忘れてしまう
そんなこと、ありませんか
*
私も以前は「まだ自分は大丈夫」
と思っていました
*
でも
自分でも“あれ?”と感じる瞬間がある今
認知症は特別な病気ではなく
“誰にでも起こる日常の延長”なんだと
*
ある日
セミナーの準備をしている最中に
急に思いついた良いアイデアがありました
「これは絶対に書いておこう」と思ったのに
他の用事をしている間にすっかり忘れてしまったのです
*
その時、ハッとしました
“これはもう、他人事ではないな…”
*
それからは、
閃いたことや気づきをすぐメモに残します
小さなノートを持ち歩き
日々の記録を残す
それは単なる「忘れ防止」ではなく
“未来の自分を助ける準備”になっています
*
認知症になったら、実際に何が困るのでしょうか
*
これまで多くのご相談を受けてきて
私が見てきた「困った事例」は数え切れません
•病院で「お薬の名前」を本人も家族も分からない
•延命治療をどうしたいのか、家族が話し合いで揉める
•高齢の夫婦でどちらかが倒れても、もう一方が手続きできない
*
これらは、決して他人の話ではありません
“準備をしていなかっただけ”で
誰にでも起こりうることです
*
今からできること:「繋ぐノート」で“もしも”に備える
だからこそ、私は「繋ぐノート」をおすすめしています
*
このノートには
・かかりつけの病院や薬の情報
・延命治療や介護の希望
・緊急連絡先(1本目の電話を誰にするか)
など、“家族が困らないための情報”を書き残します
*
認知症のリスクはゼロにできません
でも、
「情報を整理して残す」ことは
今から誰でもできる安心の備えです
*
65歳の今、私も完璧ではありません
でも
だからこそ“備えることの大切さ”を身にしみて感じます
*
認知症は突然訪れるものではなく
「昨日と少し違う今日」に気づくところから始まっています
*
だからこそ
“気づいた今”がチャンスです
ノートに一行でも書く、
話し合いを一度でもしてみる
*
その小さな一歩が、将来の自分と家族を救います
未来の安心を繋ぐための最初のステップ
どうかあなたも、今日から始めましょう
*
分からないことは聞いてください

