"知らなきゃ損" ブログ

2025.10.05

未来の自分を助ける準備って

 知らなきゃ損 No 35


未来の自分を助ける準備って なんでしょうか


私はこれまで多くのご家族の

「相続」や「お金の整理」に関わってきました

その中でいつも感じるのは

認知症になってからでは遅い」という現実

私自身、65歳を過ぎてから、

少しずつ“変化”を感じるようになりました

「ほら、あの人…あの…えっと、名前が出てこない」

「これをやろう!」と思って立ち上がったのに

何をしようとしたか忘れてしまう

そんなこと、ありませんか

私も以前は「まだ自分は大丈夫」

と思っていました

でも

自分でも“あれ?”と感じる瞬間がある今

認知症は特別な病気ではなく

“誰にでも起こる日常の延長”なんだと

ある日

セミナーの準備をしている最中に

急に思いついた良いアイデアがありました

「これは絶対に書いておこう」と思ったのに

他の用事をしている間にすっかり忘れてしまったのです

その時、ハッとしました

“これはもう、他人事ではないな…”

それからは、

閃いたことや気づきをすぐメモに残します

小さなノートを持ち歩き

日々の記録を残す

それは単なる「忘れ防止」ではなく

未来の自分を助ける準備”になっています

認知症になったら、実際に何が困るのでしょうか

これまで多くのご相談を受けてきて

私が見てきた「困った事例」は数え切れません

病院で「お薬の名前」を本人も家族も分からない

延命治療をどうしたいのか、家族が話し合いで揉める

高齢の夫婦でどちらかが倒れても、もう一方が手続きできない

これらは、決して他人の話ではありません

“準備をしていなかっただけ”で

誰にでも起こりうることです

今からできること:「繋ぐノート」で“もしも”に備える

だからこそ、私は「繋ぐノート」をおすすめしています

このノートには

・かかりつけの病院や薬の情報

・延命治療や介護の希望

・緊急連絡先(1本目の電話を誰にするか)

など、“家族が困らないための情報”を書き残します

認知症のリスクはゼロにできません

でも、

「情報を整理して残す」ことは

今から誰でもできる安心の備えです

65歳の今、私も完璧ではありません

でも

だからこそ“備えることの大切さ”を身にしみて感じます

認知症は突然訪れるものではなく

「昨日と少し違う今日」に気づくところから始まっています

だからこそ

“気づいた今”がチャンスです

ノートに一行でも書く、

話し合いを一度でもしてみる

その小さな一歩が、将来の自分と家族を救います

「繋ぐノート」

未来の安心を繋ぐための最初のステップ

どうかあなたも、今日から始めましょう

分からないことは聞いてください 


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