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2024.09.06
遺留分は
無邪気 の花言葉 マツバボタン
非常に生命力が強いです
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一年草で暑さに強く
種子が自然に落ちてまた咲き続けます
逞しいね!
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知らなきゃ損
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法定相続割合という言葉
よく聞きますよね
はて どういう意味でしょうか
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法定ということは、法が定めるという意味
法とは民法です
だから民法で定めた分け方です
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たとえば
父親は既に亡くなり
今回 母親が亡くなった場合
相続人が子ども2人(兄、妹)なら
子ども2人の法定相続割合は
半分ずつ 1/2です
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これを勘違いして理解している人が意外と多いんです
法定相続割合で必ず分けないといけないと
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たとえば 長男に全部相続させるでもOKです
妹に一切あげない
そういうことを決めても構わないということです
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母親が長男に全部あげるってなった時
妹は「ちょっと待った 私も貰う権利あるんじゃないの」と
こういうものが遺留分と言われるものです
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遺留分は遺言書を書いていないと
概念としては発生しないんです
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ということは遺言書を書いていないということは
何で争うかというと
法定相続割合で争います
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もしたくさんあげたいということなら
遺言書を書いておいた方がいいんですね
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たとえば
お母さんの財産が6,000万円あって
長男に5,000万円 嫁いだ妹に1,000万円
という遺言書を書いていたとします
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遺留分の概念では
総額で6,000万円ですよね
半々にすると3,000万円ずつ
遺留分はその半分だから1,500万円なんです
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妹は1,000万円しかもらってないので
「ちょっと待ってよ お兄ちゃん 私まだ500万円貰う権利あるんだけど」
と声をあげることができるのが遺留分です
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それではどういう方法で遺留分請求するかというと
内容証明と言われています
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兄弟間で
内容証明の行き来をしたらどうなると思いますか
仲良くできると思いますか
絶対無理でしょう
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そこでそういうことがないように
付言事項というものが遺言書には必要なんですね
付言事項の話は以前書いたよネ