ブログ
2023.10.02
退職金の課税制度って
真実の愛 の花言葉 ウエストリンギア
見た目はローズマリーですね
しかし全く違います
*
香りもしません
オーストラリアン ローズマリーという別名もあり
しそ科の仲間です
*
知らなきゃ損
*
知っているでしょうか
退職金課税制度が変わります
*
詳細はまだ未定ですが
終身雇用制度から
退職が当たり前の時代になってますよね
*
今まで退職所得は課税の面では優遇されています
どういうことかというと
たとえば
勤続20年を超えると
1年あたりの控除額が増えています
*
退職金を一時金で受け取ると
そこから退職所得控除を差し引いて計算します
控除する額は当初は
勤続1年あたり40万円ですが
勤続20年を超えると70万円に増えます
*
つまり
仕事を長く務めると優遇されます
*
退職所得控除の額を超える部分には
税金がかかりますが
そのすべてではなく1/2が課税対象です
*
ぶっちゃけ
計算式では
勤続年数 20年以下:40万円×勤続年数(80万円)
20年超 :800万円+70万円×(勤続年数ー20年)
*
具体的な例で説明すると
勤続38年で退職金2000万円とすると
〔2000万円ー(20年×40万円+18年×70万円〕×1/2=▲30万円
税金は0円です
*
これが今後、課税制度が変わり
勤続年数に関わりなく
シンプルに40万円×勤続年数
に変更となるとどうなるか
計算してみましょうか
*
〔2000万円ー(38年×40万円)〕×1/2=240万円
退職所得は240万円となります
*
所得税の早見表で見ると
240万円×5%に
復興特別所得税2.1%加算され
14,25万円
*
住民税の所得割は10%なので
240万円の10%で 24万円
合計38万円の税金がかかります
*
あくまで仮定の話ですが
勤続年数が増えると
現状よりは税金がかかりそうです
*
数字が並んでややこしいですよね
そういう時は
専門家に聞いたらいいんです