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2023.02.02
相続時精算課税制度って
柱サボテンの新芽です
冬でも室内でよく育ちます
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挿し木のように
切ってほっておくと
1か月もすると根が伸びてきます
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それを植えると
いくらでも増やすことが出来ます
非常にたくましいですね
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水は忘れた頃にあげれば大丈夫
あなたに向いています
知らんけど!
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知らなきゃ損
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相続時精算課税制度
漢字がたくさん並んで
難しそうですよね
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もともと贈与というのはもらった人が
国に税金を納めるもの
それが毎年110万円以下なら非課税です
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それ以上なら
贈与税を払ってくださいよ
これを暦年課税制度といいます
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1年ごとに区切られて毎年110万円以内の贈与なら非課税
だから長期間をかけて
子どもに財産を引き継ぎたい場合は
110万円ずつ10年贈与すると
1100万円が子に非課税で贈与できます
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これに対して
相続時精算課税制度は
60歳以上の父母・祖父母から
18歳以上の子や孫への贈与が
2500万円以内なら
何回贈与しても贈与税がかからない
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2,500万円を超える場合の
利率は一律20%です
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そして注意しないといけないのは
相続時精算課税制度は いったんやりますと申告すれば
もうやめれないということ
そして暦年課税制度とどちらかを選択しないといけません
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以前からありましたが
今なぜ注目されているのかというと
令和5年度の税制改正です
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今回の改正で
使い勝手は良くなっています
簡単にいうと
ゆるくなったんです
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計算式では
【贈与額ー2,500万円】×一律20% から
【(贈与額ー110万円)ー2,500万円】×一律20%
に改正されました
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贈与額から110万円引いてくれるのです
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ということは
相続時精算課税制度を選択しても
父が子に110万円まで贈与できます
そして
母が子に110万円贈与することで110万円
1年で合計220万円贈与できます
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今までの倍です
なんか難しそうですよね
詳細は専門家にお尋ねください
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参考までに私も
お金と相続相談の専門家です!