おしらせ

2024.09.02

人生会議(ACP)について

人生会議(ACP)について

人生会議 って聞いたことあるでしょうか

英語では

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)

何それって?

分かりやすくいうと

将来の医療や介護について

家族やお医者さんと話し合って決めておく

たとえば、

病気になった時にどんな治療を受けたいか

どんなケアが必要かを考える

大切なことですよね

もしもに備えることで

安心して暮らしていける

自分の「理想の最期」について

家族で話し合うことはメリットが大きいとはわかっていても

実際、話ずらいのが本音です

「家族の世話になりたくない」

「ピンピンころりが一番いい」とは言っているものの

実際はそんな甘くない

終末期には7割の人が

意思決定できなくなります(厚生省データ)

救急医療の現場では差し迫った課題で

家族がいきなりその問題に直面します

どういうことでしょうか

あなたが急に倒れて救急隊が呼ばれます

家族から「助けてください」との依頼で

救急隊は最善の処置、搬送先を選択します

搬送先の病院にて

あなたが意識不明の場合、

医師から延命処置をどうするか

今後の医療処置の判断を

あなたの家族に求められます

あなたは家族と日頃から

緊急事態のことを話し合っているでしょうか

「あなたがどんな治療を望むか」を

家族と話し合っておくことが

家族の心理的不安を軽くできる利点があります

ACPに取り組むには

まず自分の余命が短いとの想定で

「何をしないか」ではなく

「何をしたいか」を考えます

次に意思を代弁してくれる人は誰かを考えます

準備ができたら相手に伝えて会話を重ねる

年齢や健康状態によっては医師の助言も必要になります  

時間の経過とともに

考えも変わっていくので

何度も会話を重ねることが大切です

人生会議(ACP)

将来の医療や介護について

自分がどんな治療やケアを受けたいかを決めておくことですよね

じゃ―具体的に

何をすればいいのでしょう

***

①まずは自分にとって大切なものは何かを考える

  食べるのが好き、畑仕事が好き 痛いのは嫌いなど

②信頼している人は誰か いざとなった時に誰に代弁してもらいたいかを考える

  家族、友人、医療関係者、介護従事者

③相手に「いざという時にはお願いしたい」と伝え、自分が大切にしていることを話し合う

④健康状態や年齢によって主治医らも交え、医療や介護の方針も含めて希望を話し合う

  以上のことを気持ちは変わるので 誕生月など、折に触れて話し合う

  (2/9 日経新聞 ライフスタイルより抜粋)

***

つまり

ポイントはこまめに話し合うということですね

そう言えば

相続や終活全般に言えることですが

家族と話し合うことは大切です

日頃からコミュニケーションを十分とっていれば

相続争族になることはもっと減るでしょう

実際

子ども世代が親世代に相続の話を切り出すのは

なかなか敷居が高そうです

なんか親の財産を狙っているとか思われるし

「俺はまだ生きてるぞ」と機嫌を損ねることもよく聞きます

やはりここは親世代から

気軽に明るく将来の相続の話をしてあげるのが

一番いいような気がします

もしそれが難しいようなら

解決策の一つに

繋ぐノートの活用です

繋ぐノートは親世代が単独で書くのではなく

子ども世代が手伝うと

自然に

親世代の健康や将来の不安の話になります

うまく活用してください

上手くいかないようなら

ご相談くださいね

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